日本狩猟犬「サツマビーグル」の郷 - 日本狩猟犬サツマビーグル保存会
日本狩猟犬「サツマビーグル」の郷 - 四国プリンス犬舎は絶滅寸前の狩猟犬“純血”サツマビーグルの保存・普及に取り組んでいます

日本狩猟犬サツマビーグル保存会(通信欄)

本項では、事務局からの連絡並びに会員様から寄せられた各種の情報等を紹介しております。


(1)事務局報告
このコーナーは、事務局からの報告を記載しております。

1)純血サツマビーグルの現状
2019年(R1)10月16日現在の日本国内における純血サツマビーグルの現状は、下記の通りである。
尚、下記の調査結果は、日本狩猟犬サツマビーグル保存会員が飼育しているものであり、会員外の飼育については除外している。
●飼育頭数は125頭である。雌雄の割合は、牡85頭対牝40頭となっており、遺伝的に牡化の傾向が認められる。
●使用区分は、狩猟用と愛玩用の二通りで、割合は9対1となっている。
狩猟の用途は、多い順にシカ猟、イノシシ猟、ノウサギ猟、クマ猟となっている。
●分布は、北は北海道、南は鹿児島まで幅広く飼育されており、国内47都道府県の内33道府県で飼育されている。
この度追加された県は、福井県、山梨県である。
●飼育者の年齢構成は、20代、30代、40代、50代、60代、70代、80代と幅広いが、多くは65才以上の高齢者となっている。

◎サツマビーグルの飼育頭数( 2019.10.16 現在
  12512 )
◎サツマビーグル飼育分布( 2019.10.16 現在 )
  33道府県(  ± 2 )
































2)サツマビーグルQ&A
Q1.先日兵庫県で猟犬が人身事故を起しましたが、サツマビーグルの性格と今日までの人身事故の有無について教えてくだい。(10/3)
 A=性格は従順で温和です。人を噛んだと言う話も聞いたことはありません。
兵庫県における猟犬事故ニュースでサツマビーグルに関する問い合わせが多数寄せられております(紀州雑等の日本犬の使用は今後自粛する旨の指導要請あり)。

Q2.ブルーチックやプロットを使ってシカ・イノシシ猟をしていますが戻りが悪く犬探しに追われ有害駆除の効果が上がりません。サツマビーグルの呼び戻しや回収度合いを教えて下さい。(10/7)
 A=帰りが良いのはサツマビーグルの特性です。主人を中心に狩り込みを行い、20分程捜索しても獲物が居ない場合は一旦主人の元に帰って来ます。またシカを追跡し数キロ離れても必ず車の元に帰って来ます。犬探をした経験はありません。

Q3.サツマビーグルは狩猟犬ですが、ペットとして飼いたいのですが大丈夫でしょうか。また飼育する上で注意することはありますか。(10/10)
 A=性格は従順で温和、ペットとしても最高の犬種と思います。現在保存会で飼育されているサツマビーグルの約20%はペットです。体臭は極めて少なく利口で賢くトイレも完璧で清潔感を好むことから全て室内飼育されています。飼育上で注意することはストレス解消とトイレを兼ねた毎朝夕約30分の運動が必要です。

Q4.サツマビーグルの標準的な体格を教えて下さい。
 A=牡:体高48~53cm、体重18~23kg。牝:体高43~48cm、体重13~18kg。体格は中型犬で、牡は牝より一回り大きです。(10/13)

Q5.サツマビーグルは、単独猟犬として品種改良されたようですが、プロットハウンド等とのパック猟は可能ですか。(12/29)
 A=約100年と言う長い歳月をかけて主人に忠実な日本犬の性質をハウンドに取り入れるという偉業を先人はやってのけました。その結果、外見はハウンド、性質は日本犬と言う日本固有の獣銃猟犬が誕生しました。即ち、他犬との協調性は改良の過程で除外されています。中には協調性がある犬も居ますが、その割合は極わずかでパックとしての使用は避けた方がよいと考えます。

Q6.=サツマビーグルの祖犬と言われています「薩摩犬」について教えてください。(1/24)
 A=サツマビーグルは、薩摩犬に英系ビーグル等を交配した新犬を薩摩の風土に合わせ約130年と言う長い歳月を掛け品種改良された獣猟犬です。薩摩犬の先祖は、甑山犬(こしきやまいぬ)と呼ばれた犬で、鹿児島県の甑島列島原産の日本犬の一種です。甑山犬は、古くから甑島列島に土着しているヤマイヌのような犬種で、縄文時代ころに日本列島にいた縄文犬が孤島と言う隔離された環境にいたことで純血が守られ、独自の犬種として残り、ほとんどは半野生生活を送っていました。明治初期に甑島から旧薩摩藩に甑山犬が持ち込まれ、地元の猟犬と交配されることにより薩摩犬と言う犬種が誕生したと言われています。猟犬としては優秀でしたが性格が凶暴で猟師以外は飼う人もなく、現在純血犬は姿を消し絶滅したと言われています。サツマビーグルの普及により薩摩犬は飼われなくなったとも言われています。サツマビーグルは主人に忠実で警戒心が強く薩摩隼人を彷彿させる性格は薩薩犬由来のものと考えられています。外見は洋犬、性格は日本犬と言う世界的にも珍しい犬種として海外で評価が高まっております。


(2)会員情報
このコーナーは、会員相互の情報交換の場です。本犬や狩猟等に関する情報をお待ちしております。(メール送信の際は写真とコメントもお願いします)

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(3)知っておきたいニュース
このコーナーは、会員様が知っておきたいニュースを紹介しています。

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(4)紹介欄
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 分譲条件としましては、本犬種の保存普及活動に賛同して頂けるオーナー様に限定させて頂きますが、ハンター以外の愛犬家も大歓迎します。
※ 会員様の約20%は、ペットとして室内で飼育されています。
※ 四国プリンス犬舎を通して子犬を購入されたオーナー様は自動的に会員となります。

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