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日本狩猟犬「サツマビーグル」の郷 - 四国プリンス犬舎は絶滅寸前の狩猟犬“純血”サツマビーグルの保存・普及に取り組んでいます
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シロ号が4年半ぶりに戻って来た!

先日、当犬舎作出の純血サツマビーグルのオーナーで愛媛県T氏より猟を辞めたのでシロ号を飼ってもらえないか?との問い合わせがあった。

シロ号は、父はハク号、母はエス号で、純血サツマビーグルの保存活動で、当犬舎2回目の繁殖犬である。毛色の斑紋等が父親のハク号に瓜二つであったことから自家用に残していた。
しかし、T氏よりサツマビーグルの保存活動に全面的に協力する。また、繁殖に使ってもらって良い・・・との心強い申し入れがあり、かつ愛媛県西条市は当犬舎から高速を使えば2時間余りで行けると言うことから譲渡を快諾した。

その後、シロ号はT氏の熱心な訓練により、当時サツマビーグルの猟欲発現は1才をすぎないと発現しないと言われていたが、何と僅か生後8ヵ月余りでシカ猟犬として、捜索、起こし、追跡、回収・・・と、狩猟犬として完成した。
当時、T氏より電話があり『シロはシカ猟犬として完成した!この様な素晴らしい犬はブリーダーが持っていた方が良い・・・私には別の仔犬を貰えばよい!』との申し入れがあった。

絶滅が危惧されているサツマビーグルの保存活動を開始し、2年目の出来事であり、小生はT氏の思いに感銘を受け、今日まで保存活動を続けられている大きな原動力となっている。

そして、シロ号の2回目の発情が来た時、T氏より繁殖の申し入れがあり、当時鹿児島から来たばかりの若牡シロー号と交配し、7頭の仔犬を出産した。この直仔は、全国の熱心なサツマビーグル愛好家(ハンター)の下に譲渡され、今や各地でその素晴らしい狩猟犬として活躍の他、体形の美しさ、主人への忠誠心、尻癖の良さ等々、サツマビーグルの魅力を地域のハンター等が知る所となり、それが口コミ等で多くの予約を頂くようになった。


さて、話が少しそれたので本来に戻すとしょう!。
T氏より猟を辞めてのでシロ号を飼ってもらえないか?・・・と電話を頂いた時は一瞬驚いたが、シロ号の受け入れは即答で了解した。
しかし、当犬舎も既に9頭飼育しており、これ以上の飼育頭数の増加は第一種動物取扱業(動物愛護管理法)の認可申請時の登録数(9頭)に違反することになるので、1頭減らさなければならない。T氏にその旨を伝え、引き取りを暫く待ってもらうことにした。

そこで、サツマビーグル保存活動の後継者の一人である滋賀県のK氏にその旨を伝え、1才の若牡ドン号を飼ってもらえないか?と依頼したところ、同氏は1ヵ月前にコハク号をシカ猟中事故で亡くしていたこともあり、引き受けを快諾してもらった。

T氏は早速、先週の日曜日、早朝4時に自宅(滋賀県)を出て、当犬舎に8時前に到着。
K氏にドン号の猟芸、性格等々を説明し、約1時間程の引継ぎを終えた。
K氏は若いハンターではあるが、礼儀正しく、猟犬を見る目や狩りの技術はベテランハンターにも一目置かれる存在となっている「若くして名ハンター」と言える。


K氏が帰った午前10時過ぎに、一路、シロ号のオーナーT氏宅の愛媛県西条市を目指し高速を経由し移動する。
移動中は、シロ号に2年余り会っていないので、その後の活躍等を想像しながら、2時間余りでT氏宅に到着。

T氏は小生と同い年であるが、未だ現役で働いておられる。会社は自宅から直ぐ近くらしく、昼休み時間でもあり、自宅で到着を待っていてくれた。
T氏とは早々に挨拶を済ませた後、別れ際に『どうかお茶でも飲んでゆっくりしていって下さい』と言い残され、会社に戻られた。

そして、T氏の広い屋敷の一角に住居を構える長女さん宅に通された。
その建物たるやご主人が大工の棟梁でもあり、総ヒノキの数寄屋造りと・・・高級料亭を思わせる立派な建物であった。

当日は、シロ号が徳島に行く・・・と言うことから、隣町に住んでいる次女さんも来られていました。その後、奥様と娘さんの3人でシロ号の思い出等にふけり、2時間余りもお邪魔してしまった。

ご家族のシロ号やその子達への愛情は半端ではないことを痛感する。この様な素晴らしい家庭で暮らしていたシロ号を連れて帰ることに、何か申し訳なく辛かった。
シロ号が徳島に旅立つ時、ご家族は本当に寂しそうであった・・・。

写真は、最後のお別れをする2人の娘さんとシロ号!。。。
別れが辛いのに笑顔で送り出してもらえることに胸が痛む!。
利口で賢いシロ号も何かの異変に気付いているような顔をしている・・・。



































下の写真は、シロ号(父親は当犬舎所有犬のシロー号)の直仔の『ハチ号』2.6才牡。
これぞ「サツマビーグル」と思える素晴らしい体型の持ち主である。性格もサツマビーグルには非常に珍しいフレンドリーで、初めての小生にも尻尾を振りながら暖かく迎えてくれた。

実は、T氏よりこのハチ号も譲渡したい旨の話があり、素人写真を送ってもらい当ブログに紹介した。しかし、写真を見てシカ猟の完成犬とは理解できなかったのか?、猟期中にも拘わらず問い合わせは僅かしかなかった。
小生も写真から、狩猟犬としてシカ猟には使えるが、体型的に種牡となると当犬舎で飼う事に躊躇していた。

T氏宅の屋敷裏には、シロ号と一緒に3頭のサツマビーグルが繋がれていた。T氏に「ハチ号は?」と尋ねると、『この犬です・・・』と紹介され、「エェェェ!」と驚いた!。

それがこの写真だ!

何と、オーナー募集で譲渡出来なかったのは、本当に幸いであった。この写真をオーナー募集に載せていたら、恐らく若いシカ猟犬の完成犬とあって、その日に譲渡先が決定ていたと思われる!。





































因みに「オーナー募集」に載せた写真はこちら・・・













本当に、この写真のお陰でハチ号が譲渡されずに済んだ!。ラッキー!!!。


その後、T氏が会社に行き、ご家族の3人でお話をさせてもらい、ハチ号への思いやりが強く、すっかりハチ号が生活に取り込まれていることが理解でき、ハチ号を徳島に連れて帰りたい!とは言えなかった。
しかし、どうしてもハチ号が欲しくなり、ハチ号の譲渡を申し入れてみたが、あっさりと否定された!。

予てより、T氏よりハチ号は小生の所有で仔犬の時に飼育を依頼され今日まで飼っていたことの説明は有ったと思われるが、2人の娘さんにとってはハチ号は家族同然であり、生活の一部になっていることが示唆され、断念するしかなかった。

しかし、帰り際に「今後ハチ号が、ペットと狩猟犬の何方で終わるのが幸せなのか?是非考えてあげて欲しい・・・」と言い残し、T氏宅を後にした。


シロ号は、生まれ育った当犬舎に4.6年ぶりに戻って来た。
当日は、知らない犬が沢山いるので驚いていたが、食事を与えると美味しそうに食べた。

やはり、警戒心が強いと言われているサツマビーグルも育て方によっては友好的でフレンドリーな性格の犬になることをT氏のご家族に教えてもらった感がある。

ハンターが高齢化しており、サツマビーグルの狩猟犬としての普及には限界がある。
この度のT氏宅の様に、狩猟犬とは言え、ご家族に愛育されれば、今後家庭犬(ペット)して十分飼育することが出来ることが示唆された。

写真は、当犬舎に来て3日目のシロ号!。

利口で賢いシロ号は、主人が変わった事を悟り、すっかり小生にも心を許し、なついている様に見える。

シロ号は、父親のハク号のコピー犬の様に、顔、体型、斑紋が実によく似ている!。
猟芸も生後8ヵ月でシカ猟の完成犬としてなっており、シロ号と山入するのが楽しみだ!。

そして1年後には、アサ号と繁殖し素晴らしい仔犬を後世に残して欲しいと切望している。
※ ハク号の詳細(写真等)は「サツマビーグルの写真集」を参照。






































特集 サツマビーグルの繁殖(保存版)

純血サツマビーグルの保存普及活動を開始し、早いもので8年が経過した。
そこでこの度より、今日までに得た純血サツマビーグルの知見に付き、特集として各項目毎に分類し、情報公開をしたいと考えている。
今回は、第一回目として保存活動に最も重要な「繁殖」につて報告する。
尚、記述は牝犬をメインに記載。


(1)性成熟
1)牝犬
牝の発情は、概ね生後10ヵ月~15ヵ月であり、多くが12ヵ月過ぎに始まる。これは、他のアメリカンビーグル等の生後6ヵ月と比較するとかなり遅い。
しかし、2度目からは6~8ヵ月と他犬種と変わらなくなる。
2)牡犬
生後8ヵ月頃から牝犬に興味を示すようになる。しかし、身体的並びに猟芸が向上過程にあり、この年齢での交配はしない方が良い。
※ 訓練中の若犬を交配に使うと、稀に牝の尻ばかりを追うダメ犬になることもあるので注意が必要である。
身体も猟芸も完成した2才前後から交配に使用するのがベスト。


(2)交配日
・牝犬を繁殖に使用するのは、2回目の発情からがベスト。この時期は通常2才程になっており、狩猟犬として身体並びに猟芸も向上し、繁殖に使用できるか否か判断が可能である。
・発情が始まり交配をする場合は、牝は交配前に駆虫剤を投与する。
・交配日は、発情の証となる出血を確認した日から12日~15日目に、予め予定していた牡犬と交配する。
※ 本犬は、とても清潔好きな犬が多く、出血か始まると陰部を綺麗に舐めるため確認が遅れる場合が少なくない。特に土の上で飼育していると確認が遅れ、交配適期を過ぎることが多々見られる。そこで、出血が確認された日を『発情後3日目』と仮定し、10日目(発情13日目)に交配すると上手く行くことが多い。


(3)交配
牝犬も牡犬も初めて交配する場合は、ベテラン犬を選択すると上手く行く。
しかし、中々そう上手く相手が見つからないのが実情である。そこで双方が初めて交配する場合の手法を説明する。
かし、中々言葉では表現できないコツがあるので、あくまで手順を覚えて欲しい。

①先ず、牡犬と牝犬を1m余り離して30分ほどお見合いさせる。
※ お互い尻尾を振って感心を示す動作が見ればお見合いは成功である。

②牝犬に牡犬を近づけ様子を見る。
※牝犬が牡犬を激しく嫌う様であれば、「交配は早い」と判断し、後日交配する。

③交配を始める
※ 暫く様子を見て、牝犬が動き牡犬が上手く乗れない場合は、牝犬の首輪を両手で掴んで固定し、牡犬を助けてやると上手く行くことが多い。
※ 上手く行かない場合、交配時間は1時間ほどで一旦止め、別々に係留し牝犬の様子を注意深くチェックする。そして30分余り経過し牝犬が牡犬に関心を示す様になれば、再度交配を試みる。
<プロの技>
自然交配が上手く行かない場合、プロの繁殖者は、左手で牝犬の首輪を持って固定し、右手で牡犬のペニスを牝犬の陰部に導き交配させる。これはプロの技で難しい。

④-1.交配が上手く出来た場合
交配が上手く出来た場合は、ペニスと陰部が結合し後ろ向きの状態で30分~60分余り続く。
※ サークル内の場合は、双方の引き綱を離し、結合が解けるまで待つ。引き綱の場合は、牡犬を離し、牝犬だけにする。
④-2.交配が上手く行かない場合
交配が上手く行かなないからと、だらだら交配しないことが重要である。
※ 牝犬が牡犬を嫌いになり、交配を排除する動きの噛みつき行動が出るような場合は幾ら同居させていても失敗に終わることが多い。
※ 双方に交配で嫌な印象を植え付けないためにも諦めが肝心である。
※ 次回は牡犬を変えるか、繁殖のベテランにお願いすることも一考。

⑤牡牝の結合が解けた場合
牝犬は輸送ケージ等で最低2時間は安静にし、車の移動はしてはならない。
※ 車でドンドン揺ると精液が膣内の子宮から遠ざかり、最悪の場合は膣から精液が漏れ出し、上手く妊娠できないことが多いので注意が必要である。

⑥ 以上で交配は終了


(3)妊娠期間
妊娠期間は、交配日を「0日」と数え、62日前後で出産する。
※ 例外として、58日が1例、64日が1例を経験。


(4)妊娠中の管理
1)妊娠20日まで
・通常通りのドックフードを1日1回与える。
・犬にもつわりがあり、食欲が減退したり、嘔吐をする場合もある。つわりの嘔吐は連続性がないので疾病と区別できる。
・この期間は、狩猟や訓練で山に引くと、流産する場合があるので注意が必要である。
・しかし、朝夕2kmほどの散歩は行う。

2)妊娠20~40日まで
・この時期になると妊娠も安定期になり、車に乗せても問題はない。
※ 山に引いても問題はないが、激しい運動は避けるべきである。腹部を強打すると流産することも少なくない。
※ 食欲も旺盛になるのでドックフードを何時もの50%増しで与える。
・朝夕2kmほどの散歩は継続する。 

3)妊娠40日~62日(出産予定日)まで
・お腹も膨れ妊娠が外見からも確認できるようになる。
・食欲も旺盛になるのでドックフードを何時もの2倍増しで与える。
※ お腹が大きくなり物理的に一度に多くは食べれないので朝夕の2回分け、更に50日以降は朝昼夕の3回に分けて与えるのがベスト。
・朝夕2kmほどの散歩は継続する。
※予定日が近づいてくると、お腹も大きく歩くのが面倒になるが、休みながらでも散歩はさせる。
※ 運動を止めると胎児が大きくなり、難産になるので注意が必要である。


(5)出産準備
予定日の5日ほど前に産室を用意する。

写真は、当犬舎で使用している産室ケージと木製の産箱


























【 産室に使用する用具 】
●ケージ=約800×1250×850(H)mm・・・トレイ付
●床敷=ステンレス:650×650mm/5mmメッシュ網…特注品
●産箱=700×700×200/板厚10mm・・・化粧コンパネを使用
〇ドンゴロス
〇ペットシーツ
〇新聞紙

産室の作成手順は、別ブログ『 マリーの出産準備! に写真で解説しているので参照願う。


(6)出産予定日
1)陣痛
出産が近づくと、産箱の床をガリガリと前足でかく動作をするようになる。これが陣痛の始まりである。

2)出産
・出産は、潮の満ち引きと関係が深い。新聞等で「満潮時間」を確認しておく。
※この時間帯に出産することが多いので目安にする。
・出産は、母犬に任せるが、時々様子を見る。
※ 出産時間は、全てを産み終わるのに6時間前後が一般的である。しかし、時に12時間以上かかる場合もある。
・全て仔犬を産み終わると後産が出る。
※ これを確認し、出産は終了となる。
※ 後産は母親に食べさせても良い。
※ 後産が何日も出ない場合は動物病院を受診する。
・犬は安産とよく言われるが胎児が大きいと産道に引っ掛かり難産となる。
※ 難産の場合の処置方法は、別ブログ『 マリー難産の末に無事出産! 』に詳しく記載しているので参照願う。
◎母親は、出産後3日余りは仔犬の世話で餌を与えても食べない犬も少なくない。この時、先に述べた後産を食べていれば食事をしなくても問題はない。
産後10日余りは、黒い下り物が続くが心配はいらない。


(7)出産数と大きさ
・仔犬は5~10頭である。一般的には6頭前後が多い。
・仔犬の大きさは、産児数にもよるが、平均6頭の場合は300g前後である。


(8)子育て哺育


























1)生後20日まで
生後20日までは、母親任せでよいが、母親の管理が仔犬の発育に左右するので注意が必要である。
・生後15日目に、母子ともに第1回目の駆虫剤を経口投与する。
※ 回虫が出る。
◎母親の食事は、通常の2倍のドックフードを、朝・夕の2回に分けて与える。

2)生後40日まで
・生後20日ころから離乳食「ミルク」を1日3回(朝・昼・夕)与える。
※ ミルクは、人間のあかちゃん用の「0~1才用」を仔犬1頭当たりスプーン1杯を目安に、約100ccのお湯に溶かして与える。最初は、仔犬の口をミルクにつけ、口の周りを舐めさせると自然とミルクを飲むようになる。
・生後25日頃からミルクにお湯でふやかしたドックフードをお粥状になるように混ぜて与える。
◎母親は、この頃から仔犬と居る時間が少なくなる。
・生後30日頃からは、お湯でふやかしたドックフード(容量ccで1:1の割合)をメインに、少々の粉ミルクを降りかけ、1日に3回与える。
・ドックフードの量は、仔犬の便の状態を見ながら増減する。
※ ドックフードの量が多いと軟便又は下痢状となるため減量し、逆に少ないと黒い硬い糞をするので増量する。
※ 与え過ぎより、少ないくらいが仔犬が元気で成長が良い。
・生後30日目に、母子ともに第2回目の駆虫剤を経口投与する。
◎母親の食事は、通常の3倍のドックフードを、朝昼夕の3回に分けて与える。
※ 仔犬に飲ませていたミルクをスプーン3杯と犬用煮干し(5匹ほど)等を追加し、栄養を補う。

3)生後60日まで
前記2)項を継続する。
※ ドックフードの量に注意すること(発育に大きく左右する)。
・生後55日目に、仔犬に第3回目の駆虫剤を経口投与する。


(9)仔犬引渡し
仔犬は、動物愛護管理法により、生後56日以後でないと譲渡してはならないと規定されている。当犬舎では、譲渡日(引渡し)を原則生後60日以後としている。



以上が当犬舎で実施している繁殖方法である。

小生もアメリカンビーグルを35年、サツマビーグルを8年間に渡り、繁殖を行ってきたが、いざ方法を記載するとなると中々表現が難しい。
記載方法で一番猶予しているのは、見る側(読む側)の繁殖経験や予備知識により、どのレベルで書くかが一番苦慮する。

繁殖は、まず実施し、失敗と成功を繰り返し、経験を積みあげるしか方法はないと考える。

上記した内容が初心者にどの程度理解されたか定かではないが、幾らかでも参考になれば幸甚である。

写真は、生後50日目の純血サツマビーグルの仔犬








































プロバイダーの更新ブログラムに不具合が発生し更新不能

当ホームページは、プロバイダーの更新プログラムに不具合が発生し、約3週間も更新できない事態が続いており、皆様には大変ご迷惑をおかけしております。


プロバイターにも再々連絡するも良い返事が返って来ません。
3週間もかかって不具合が改善されず、プロバイダーとしての企業倫理の欠如も甚だしく、甚だ遺憾であります。

以下は、更新プログラムの不具合発生からサポートセンターへの問い合わせの内容並びに小生の考えに付いて記載します。


プロバイダー「vistaprint」の更新ブログラムが6月初旬に不具合が発生し、もう3週間も経過しているのに、全く改善されない。
サポートセンターに連絡するも「申し訳ございません」・・・の返事だけが帰って来る始末です。
プロバイダーは、世界各国を相手にして営業展開をしている大手です。
皆さんも、ネット検索をしているとよく「名刺」の宣伝が入って来る『vistaprint』と言う会社です。

本来なら、このプロバイダーの契約を破棄し、他のプロバイダーに切り替えることも一考ですが、ドメインが変わると一からやり直しとなります。
約5年間もかけ、ホームページのウエブサイトの増設を含め、コツコツと築き上げてきたものを、一からやり直すのは膨大な時間と経費が発生します。それと、もう年ですのでやり直す気力も残っていません。
ホームページはサツマビーグルに関する貴重な資料としても利用されています。当ホームページを閉鎖しますと保存普及活動も停止状態となることは言うまでもありません。


現在、更新できるのは唯一、このブログのみであります。そこで更新プログラムが改善できるまでは連絡用として使用したいと考えています。
また、別のプロバイダー「nifty」で公開運営しております『狩猟犬サツマビーグルのつぶやき』も、今後は記事の最後尾に「通信欄」を設けて対応したいと考えています。


以下、過去3週間の内、重要なお知らせ事項等を記載して置きます。

1)「分譲犬の紹介」サイトの更新
   
1)シロー号×マリー号

・マリー号の出産・・・6月11日に6頭出産しました(内3頭死産)。
・現在、3頭が順調に成長しており、もうすぐ目も開くと思います。
子犬は全て予約済です。

































2)ハクオー号×リリー号

・ハクオー号をシロー号に変更(理由:マリー号の産児数が3頭と少なく、シロー号の子孫を残す意味合いから、再度シロー号と交配)
・リリー号は6月21日に交配。8月21日に出産予定。
・子犬の引き渡しは10月21日以降となります。
子犬は全て予約済です

3)アサ号×マレ号

・マレ号は6月14日に発情。6月26日交配予定。8月26日に出産予定。
・子犬の引き渡しは10月26日以降となります。
子犬は全て予約済です

本来なら、夏季の出産は中止したいところですが、予約多数に付き、無理を承知で繁殖を行う決意をしました。2年余りも待って頂いているオーナー様には大変申し訳なく思っております。子犬が無事に生まれ順調に成長し、お譲りできますよう頑張って繁殖いたします。

4)その他
・保存会員様の繁殖状況・・・
① 秋田県のT氏が繁殖を予定=6月20日に発情


-以上-

2018オーナー通信 第2報

本日は、広島県のオーナー様T氏より愛犬リョウマ号の便りが届きましたので紹介します。

リョウマ号の血統構成は、父:シロー号×母:エリー号(ハク号直仔)であり、当犬舎の作出計画に基づいた系統繁殖犬である。
外観は、若牡犬とは思えない堂々とした風貌をしており、頭部は良く発達し、耳は低く位置し大きく垂れた絞り耳、体毛は短毛で密生、配色は白地に黒の丸班が実に美しい。特に肩から胸部にかけてはよく発達し、追跡犬としての心肺能力の高さが伺える。また、全体的に10対8と理想的なバランスを有しており、保存活動を開始して約3年でやっと念願の理想的な四国プリンス系サツマビーグルが誕生した。
本犬は、自家用に残していたがオーナー様のサツマビーグルの保存に関する真摯な協力に感銘し飼育を託した。


リョウマ号は、6月23日で2才になる。オーナー様は大変お忙しい方で、中々山に引けないと言っておられたが、前猟期にしっかりと山に引いたお陰で、猟期終了までにシカを単独で起こし追い鳴きが出来るようになり、シカを5頭獲ったと嬉しい連絡をもらった。

4月からは有害駆除も始まっていると思うのだが、その後の連絡はなかったので、どうしたものかと気にかけていた。しかし、心配をよそに、先日、有害駆除で頑張っています・・・との写メが送られて来た。

●写真は、リョウマ号単犬での有害鳥獣駆除の猟果
シカの体毛は、夏毛に変わっており、実に美しい。




































リョウマ号は、シカ猟犬として完成しており、素晴らしい体躯の持ち主でもあることから、当犬舎の台牝候補として残していたヒメ号を譲渡している。今年は、是非とも仔犬を取ってほしいと切望している。
ヒメ号も牝犬であるが骨太でがっしりとした体躯で、サツマビーグル特有の大きく垂れた絞り耳は実に美しい。両犬の素晴らしい仔犬の誕生が待ち遠しい・・・。
※ くれぐれもイノシシには注意してほしい。良犬がイノシシに切られ5頭も亡くなっている。

●写真=右側:ヒメ号(牝)、左側:リョウマ号(牡)



















純血サツマビーグルのドンちゃん訓練記 第5話


こんにちは。。。僕(ドン)は、本日(5/7)で、生後8ヵ月になりました。

先々月からは、基礎訓練も卒業し、山入訓練をしています。

しかし、先月は先々月の山入訓練の帰り、スダチ園に散布していた消毒剤(除草剤)を食べ、訓練翌日にケージ内で嘔吐をしているところをご主人様が気付き、すぐさま掛かりつけの動物病院に急行しました。毒は時間が経っているので大分消えているようですが、夜中に激しい嘔吐を繰り返したので、身体は衰弱し、脱水状態であったので毎日点滴を投与してもらいました。また、嘔吐はさせた方が良いとの判断で、制吐剤は投与されずに絶食絶水を3日間続けましたので、ゲッソリと痩せてしまいました。その結果、体力が回復するまで約20日余りは犬舎で養生していました。

今は、すっかり元気になりましたが、成長期のこともあり、身体が大きくなるのがかなり遅れています。現在、体高は43cm、体重は15kgです。僕は、お父さんのアサ号の様には大きくはならない様です。体型はお母さんのマレ号似です。






































またまた事件?です。。。
元気になったので散歩がてら、ご主人様が林道に連れて行ってくれました。最初は引綱を付けて散歩していたのですが、初めて体験する凄い獣臭がするので、綱をグイグイ引っ張り、放して~~とばかりに大声を出しました。今日はGPSマーカーも着けていないのでダメ!!!・・・と言われましたが、なおも激しく鳴くと、ご主人様も僕が帰りが良いので、まあ!良いか・・・と放してくれました。
獣臭は林道横の急坂を上っているようなので、追い鳴きして追跡しました。約5分ほど追跡すると、なんと今まで見たこともない黒い大きな物体が立っています。執拗に僕が吠え立てると、なんと僕を目掛けて突進し、腹の下に抱き込みました。僕は、離せとばかりガブ・・と噛みつくと、一瞬離してくれたので急いでご主人様の下に走って帰りました。しかし、黒い物体は僕を追っかけご主人様の近くまで追って来ました。それは牝のイノシシでした。
ご主人様は危険を察知し、「コラッ!!!」と大声を出すと、5mぐらい手前で立止まり、暫く睨み合いしたのち、逃げて行ったようです。
僕は、あまりにも怖かったので、ご主人様を残し、車の元まで帰りました。ご主人様は、僕を見るなりニコニコして「ドンちゃん 怖かったか?」と頭をポンポンと軽く叩き、気持ちをほぐしてくれました。その後は散歩を中止し、帰宅しました。

数日後、別の山に連れて行ってもらいましたが、僕が恐怖心から尻尾を垂らし、目をキョロキョロしている様子を見て、ご主人様は「これはダメだ!」と言って、すぐさま帰宅しました。
誰もが一度は体験することだと・・・先輩犬から教えてもらいました。その後は、山に行かず家で心の養生をしていました。



今日は、一昨日、僕と同じイノシシの洗礼を受けその恐怖心が抜ききれない、リリー姉さんと一緒に山入りしましたので紹介します。

イノシシの恐怖心がある場合は単犬よりも同僚犬と一緒に山に引くと、じゃれながら山歩きが出来るので知らぬ間に恐怖心を忘れるようです。このことは若犬の訓練のポイントとなりますので良く覚えておいて下さいね!!!。

リリー姉さんは、山には1ヵ月ぶりです。元気に走り回っています。僕もイノシシが怖かったのですが、一緒に遊ぼうとリリー姉さんの後を追い、30分余り取っ組み合いや、かけっこをしていました。暫く運動していなかったので二人(二犬)ともハーハーと息を切らせ、やっと落ち着きました。

今日の山は、イノシシがほとんど居なくなり、最近ノウサギが住み着いています。ノウサギの確認は、前猟期の積雪時に足跡をご主人様が見つけていました。
リリー姉さんは、鹿児島では小型サツマビーグルの『故チコ号』に付いてノウサギを追っていました。そのせいかリリー姉さんは、大物よりもノウサギやタヌキ等の小物が好きなようです。ご主人様も、イノシシの恐怖心がどの程度軽減されているかを試すことが目的で、山に慣れれてくれれば良い・・・と、気楽な気持ちで林道を進んでいきます。
すると、リリー姉さんが盛んに地面をクンクンしかがら尻尾を大きく左右に振り、林道を上って行きます。僕も遅れをとっては遊べない・・・と付いて行きます。僕はリリー姉さんに何度も遊ぼうとじゃれに行きますが、そのうちガブッ!と噛まれ、怒られます。僕は仕方なくウロウロしていましたが、リリー姉さんがクンクンしている臭いにやっと気づきました。それは、あの恐ろしいイノシシやシカの臭いではありません。僕もリリー姉さんとは別に、クンクンやっていると、リリー姉さんが時々独特の声で鳴きます(前鳴き)。僕も気になりそこに飛んで行くと、何と臭いが濃くなっています。僕も自然と尻尾を振ってました(笑)。
すると小さい黒い物がリリー姉さんの前を飛び出しました。リリー姉さんはすぐさま大声で追跡を開始。僕も負けじと何もわからず追い鳴きしながら付いて行きます。ノウサギは、起こされるとご主人様の目の前を凄いスピード(脱兎のごとく)で林道を下に飛んで行ったようです。しかし、5分ほど追跡したら臭いは全く消えてなくなりました。リリー姉さんは、必死になって臭いを探していますが、約30ほど経った時、ご主人様の帰れコール(20番スラッグ弾空ケース)が、ピッピッピーと鳴ったのでご主人様の下に帰りました。

ご主人様から「今日はここまで!」と言われ、帰宅しました。
今日ノウサギを見て、ご主人様はとても喜んでいました。ここ10年あまり、ノウサギは激減し、逆にイノシシやシカが増え、ご主人様は仕方なくそれを捕獲していますが、逃げ方が単調で犬の仕事を楽しむには今一のようでした。
捕獲しても大きくて困り果て、獲物は持って帰らず全て猟友にプレゼントされています。
ご主人様は、今日8年振りにノウサギを見たことで、過去35年間アメリカンビーグルでやってきたノウサギ猟に火が付いたようです。
僕も今後は、リリー姉さんとノウサギ猟犬に訓練されるようです。


以下、リリー姉さんとのノウサギ猟訓練の様子を写真で紹介します。

●左側がリリー姉さんで右側が僕です。
自分で言うのもなんですが、車の中は非常に静かです・・・(笑)。





































●リリー姉さんが林道でノウサギ臭を見つけ山に入る前の様子
僕は、まだノウサギ臭を知らないので、遊ぼう!!・・・と、リリー姉さんに寄って行きますが、しつこくするとガブッと噛まれ却下。しかたなく後を付いて行きました。
※ しかし、シカ猟は僕の方がずっとご主人様の信頼度はあります!・・・(笑)






































●ノウサギ臭に反応し、捜索している様子(左:リリー、右:僕)
二手に分かれてノウサギの寝屋を捜索しているところです。


















●ノウサギの臭いを落として(見失い)捜索中の様子
山は野生ツツジが満開で、とても美しかったです!!!。
今は山も乾燥し、ノウサギ猟の初歩犬は臭いを上手く継げませんが、5月末頃からは雨も多く湿度も高くなり、臭いも長く残るので追跡も上手くなると思います(ご主人様談)。





































<追記>  僕は嵌頓包茎?になりました・・・(笑)
ご主人様もここ暫く、家庭菜園、田植えの準備、雨等で山に行けず、我々も運動場でゴロゴロしています。
昨日、僕が運動場で放れリリー姉さんと遊んでいたところ、僕も牡の本能が目覚め、腰をフリフリしているとオチンチンも大きくなり、交配の真似事をしていました。しかし、他の先輩犬が僕が離れているとご主人様に大声で知らせたものですから、すぐさま見つかり、頭をバチンと叩かれ、また繋がれました。

問題はその後です!!!。大きくなったオチンチンが乾燥し、元に戻らず『嵌頓包茎=かんとんほうけい』になりました。夕方、ご主人様が運動場の清掃に来た時に見つけてくれました。しかし、その時はオチンチンの先が大きく腫れ(浮腫)元に戻れない状態でした。
ご主人様は、早速患部にオリーブオイルを塗って、元に戻そうとしますが大きくて戻りません。そこで腫れているオチンチンを揉みほぐして小さくし、再度元に戻すとスルと入りました。しかし、翌日再発していましたので、オリーブオイルで戻した後、オチンチンが入っている包の先端部の被毛をハサミで短く切ってくれました。その後は再発はありません。

嵌頓包茎の原因は、上記の様な行為をしているうちに、オチンチンに被毛が付着し乾燥して元に戻れず腫れる(浮腫)ことで起こると考えられており、稀になるようです。
最初はびっくりして、何かの病気かと動物病院に行きますが、病気ではありませんよ!と言って、植物油を塗って元に戻してくれ、抗生剤や消炎剤の塗り薬をくれます。
他方、一般家庭での処置としては、手を石鹸で綺麗に洗ったのち、オチンチンにオリーブオイルを塗って元に戻してやれば心配はいりません。しかし、オチンチンが赤黒く(うっ血)大きく腫れあがっている場合は、大変危険な状態ですので、直ぐに動物病院に行って処置をして下さい。手遅れになるとオチンチンの一部を切除する必要があり、種牡として使用できなくなります。
詳しくは、ネットで「犬 嵌頓包茎」で検索してください。。。

●元気になったドンちゃん
オチンチンも元に戻りました・・・。。。
尚、オチンチンが腫れている写真は恥ずかしいので勘弁してもらいました(笑)
































では、また来月お会いしましょう!!!

僕は、シカ猟犬としては一応及第点をもらっています。
今後は、リリー姉さんとノウサギ猟犬を目指して訓練に励みます!。