クライス代表: 掲載日: 2013年6月27日 11:50
現在、狩猟犬サツマビーグルは絶滅寸前の希少犬種となっております。先人が残してくれた世界に誇れる日本固有のハウンドを何とか後世に残したいと考え、保存に取り組んでおります。しかし、純血種は本場鹿児島県下でもハンターの減少や高齢化等により、飼育頭数は激減しており、今後繁殖(保存)する上で「極近親交配」は避けられず、遺伝障害が発生し存続は不可能と考えます。そこで、この障害をクリアーするには、全国のサツマビーグル愛好家が一致団結し、情報の共有や発信が何よりも重要です。 つきましては、現在全国で飼育されておりますサツマビーグルの愛好者や飼育頭数(写真を添付)などの調査を実施したいと考えておりますので、ご協力(ご連絡)の程よろしくお願いします。またお送り頂きましたサツマビーグルの写真や情報は、ご承諾の上で当ホームページに公開させて頂きます。また、ご本人は飼育していなくても知人やご近所等で飼育されている方がお出でになる場合は、是非当ホームページをご紹介頂き、ご協力を頂けますようお願いします。
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掲載日: 2013年6月21日 14:52
四国プリンス犬舎は、今日まで狩猟用ブーギー系アメリカンビーグル一筋に、約40年に渡り系統保存に取り組み、現在13代目となっております。詳細な取り組みにつきましてはHP「 狩猟系ビーグルの館」を参照くださいませ。 一方、国内には鹿児島県が原産の「サツマビーグル」が昭和時代の狩猟(ノウサギ・シカ等の獣類)に大変活躍をしていました。しかしながら、ハンターの減少や高齢化等により、今やサツマビーグルの飼育数は激減し、本場鹿児島でも純血のサツマビーグルは一部の地域で細々と生存している状況で、このまま放置しておきますと絶滅は時間の問題となっております。 この様な状況下、種類は異なりますが同じビーグルを愛好する小職にとって、同種も何とか生き残ってほしいと思い、ホームページや狩猟専門誌等を通じて、保存を呼びかけてきましたが保存活動は進んでいないのが現状です。保存活動を呼び掛ける中で、サツマビーグルの由来等が分からないので教えてほしい旨のご質問が多々あり、仕事の合間を見ては本場鹿児島の猟友を頼り、多くの飼育者とお会いし、サツマ誕生のエピソードや学術情報等を収集し、「 サツマビーグルのルーツ」としてまとめホームページ等を通じて公開しました。この記事は、今やサツマビーグルに関する数少ない貴重な資料として活用して頂いております。 この度は上記した現状を直視し、一昨年の会社定年退職を機に、微力ではありまますが、この世界的にも珍しい日本固有のハウンド「サツマビーグル」の保存を決意し、犬舎改造等の施設拡充を行い、同時に動物取扱業者の資格を取得し、現在純血サツマビーグルの飼育を開始しております。しかしながら、現在純血サツマビーグルは本場鹿児島県でも飼育頭数が僅少で、今後保存して行くには近親交配等による遺伝障害が発生することが考えられます。これを解決するには全国のサツマビーグル所有者が一致団結し、情報共有や発信を行っていくことが最も重要と考え、その交流場所として当ブログを開設しました。この場がサツマビーグルの保存・普及にお役に立てば幸いです。  初めての方はサツマビーグルと言われてもどの様な犬種か分からないと思います。先ずは前途しました「サツマビーグルのルーツ」を熟読され、何故今サツマビーグルの保存が重要なのかをご理解を頂ければ幸いです。 知人やご近所等でサツマビーグルを飼育されている方がお出でましたら、当サイトのご紹介をお願いします。 (写真:前列はアメリカンビーグル、後列がサツマビーグル)
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