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日本狩猟犬「サツマビーグル」の郷 - 四国プリンス犬舎は絶滅寸前の狩猟犬“純血”サツマビーグルの保存・普及に取り組んでいます
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1月 2015

純血サツマビーグルのシカ猟  オーナー通信①

昨年は「サツマビーグルのアキちゃん訓練記」を掲載し、サツマビーグルの仔犬が如何にしてシカ猟犬になるのか?・・・と言うテーマで、全国のハンターの他、一般の方々からも非常に関心を持ってみて頂き、大変感謝され嬉しく思っております。
本年は、四国プリンス犬舎の他、分譲先のオーナー様から頂きました愛犬の活躍や家庭でのエピソード等を紹介したいと思っております。

第1回目は、栃木県の純血サツマビーグル『 リュウ号 』のオーナー様から今猟期のシカ猟における活動報告(写真)が届きましたのでご紹介させて頂きます。

オーナー様は、未だ33歳と言う若きハンターではあるが、13歳の時から父親の後を追って勢子をしていたと言う・・・根っからの猟好である。更に、猟犬に対する考え方や接し方、訓練法等については既にベテランハンター域を超えた深い知識と経験の持ち主でもある。
オーナー様との出会いは昨年春の1通のメールからで、その後も頻繁にメール交換を行うところとなり、自然と親睦も深まりサツマビーグルに対する関心も深く保存・普及活動にも協力も惜しまない等々の申し出があった。
そうした中、昨年9月に鹿児島から若犬2頭と仔犬1頭が新たに見つかったとの待ちに待った吉報が入り、種牡ハク号だけの保存活動に将来の不安を抱いていたが、このニュースを聞くなり明るい将来展望が開き感慨無量で安堵した。
しかし、この貴重な種牡候補を当犬舎で一括して飼育するには感染病等を考慮するとリスクが大きいと判断し、テツ号(11ヵ月牡)は当犬舎、リュウ号(1.3歳牡)は栃木、タロウ号(3ヶ月牡)は奈良で分散飼育することを決意し、早速それぞれのオーナー様に連絡すると是非譲渡してほしい旨の快諾を得て将来を託した。3頭はその後順調に成長している。

この度のオーナー様は、上記した如く若きハンターであり、今後の純血サツマビーグルの救世主(後継者)となる逸材と判断し「リュウ号」の将来を託した。その結果、、想定通り見事なシカ猟犬として完成させ、ハク号に次ぐ立派な種牡にも成長させている。
話を聞くとリュウ号もテツ号同様に約3日間は全く餌を食べずにオーナー様を心配させたようである。若犬ながら主人に忠実・・・他人には警戒を怠らず信頼するまでは心を決して許さないと言う「サムライ:薩摩隼人」を彷彿する大変利口で賢い犬と感心させられたと聞く。

リュウ号はその後、オーナー様や家族に大事にされ意気投合し、昨夏場の厳しい訓練で磨きをかけられ、今猟期は既に単独猟で10数頭のシカを捕獲し、完成犬から名犬への道を歩んでいる。
しかし、この成果には裏話があり、オーナー様の猟犬に関する見識が今日のリュウ号を作ったと言っても過言ではない。それはリュウ号の捜索範囲が狭く起し(獲物を見つける)に繋がらないと言う短所があった。しかし、オーナー様はこの犬を上手く使うには・・・と思案の結果、日本犬と同じように谷筋をリード(引き綱)を着けて歩猟することを一考する。
状況はこうである。歩猟する途中でシカ臭に大きく反応(リードを強く引っ張り放せと催促する)したら放犬する。すると寝屋を目掛けて一目散に蹴上がると起しとなり、大声で追い鳴きが始まる。そして最初のひと回し(シカの習性で寝屋を中心に円を描いて逃走)で捕獲する・・・これが単独猟の極意と語る。
即ち捜索範囲が広いと最初のひと回し場所に主人が間に合わず捕獲に繋がらないことを熟知し、逆に捜索範囲が狭い短所を長所として使用したことは並のハンターでは出来ないことであり、奥深い知識と経験には脱帽するばかりである。
捜索範囲が狭いと言うことは、主人の近くでゴソゴソと山を這うぐらいで、並のハンターなら自分の事(どくな訓練もしない)はさておき、全く仕事をしない・・・猟欲が無く全くやる気がない等々と分譲者に文句や泣きを入れるのが常であるが、リュウ号を信頼し同犬の使用方法を第一義に考えたことは誠に素晴らしい名ハンターと言える。
恐らくリュウ号もこのことを理解し、この主人の為なら・・・と一生懸命頑張っているのだろう。サツマビーグルとは主人の為に仕事をする犬と言われているが、実にそれを実証したかのようで、改めて本犬の素晴らしさを認識させられたと聞く。リュウ号もオーナー様に出会えていなければ今日の様な近隣のハンター全てが認める名シカ猟犬には成っていなかったことだろう。利口なリュウ号は勿論オーナー様を大いに感謝していると思う・・・。
ちなみにオーナー様は、1日当たり平均25000歩も歩くという健脚の持ち主である。私などはとても足元にも及ばない。正に近年には殆ど姿を消した正統派のハンターと称したい。
また、オーナー様宅にはお爺様、お父様、オーナー様と3代に渡たり受け継ぐ「紀州犬」を保有(保存)されており、こちらも今猟期単独猟でイノシシを10数頭も捕獲している。

リュウ号ついて関心のある方は「サツマビーグルの写真集」を参照下さい。


●リュウ号は家庭では息子さんの良き遊び相手・・・ベタベタせず従順で温和な性格
     ※ 警戒心が強く番犬としても活躍。家族には本当に優ししく利口で賢い。
 



























●猟場でのオーナー様のお父様とリュウ号・・・イザ!出猟
 
     ※ リュウ号は長距離マラソン選手並みの全身に全く贅肉が無い(名犬の証) 



























●昨年暮れの単独猟での猟果・・・シカ2頭を捕獲
  ※ リュウ号のシカ猟は、寝屋近くまで主人とリードで移動し、寝屋近くで放犬し起した後
        は高速で追跡し、殆ど10分程度で捕獲しいると聞く。
        オーナー様はリュウ号と人犬一 体の単独猟を楽しんでいる。