平成26年度狩猟期間における純血サツマビーグルの活躍
日本狩猟犬「サツマビーグル」の郷 - 四国プリンス犬舎は絶滅寸前の狩猟犬“純血”サツマビーグルの保存・普及に取り組んでいます
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平成26年度狩猟期間における純血サツマビーグルの活躍

当ホームページ(ブログ)をご覧くださっているハンターの皆さん!今猟期の愛犬の活躍はどうでしたか?目標は達成できましたでしょうか。。。
今猟期の徳島県は、昨年に引き続きイノシシとシカの捕獲については1ヶ月延長され、平成27年3月15日で終猟となりました。そこで、今猟期の当犬舎が所有(保存)している純血サツマビーグルの狩猟状況について報告させて頂きます。
ハク号:牡とエス号:牝の2頭でスタートした保存活動も約3年になり、今日では両犬の直仔であるアキ号:牝とエリー号:牝に加えテツ号:牡が入舎し総勢5頭になっております。

今猟期は、アキ号、エリー号、テツ号の若犬3頭を日替わりで連日単独(1頭)で出猟した。3頭は昨年の夏から秋にかけて早朝訓練に励んだ結果、今猟期のスタートは弱冠1.3才の若犬にも拘わらず、単独でシカやイノシシを捕獲することが出来た。しかし、全てが順調とは行かず3頭共にイノシシの牙にかかり負傷した。完治後にイノシシの恐怖心から猟芸が心配されたが、最初は少し山入が悪くなっていたが徐々に自信を回復し、本来の実力を取り戻すにも時間はかからず安堵した。
以下、3頭の猟芸は概ね次の通りである。(小生の狩猟信条は「人犬一体となった単独猟を好む」と言うことから、1頭引きでの狩猟に終始した)

狩猟の様子は次の通りである。先ず車か下ろし、GPSマーカーを付け、「頑張れよ!ヨシヨシ」と頭を撫でてやる。(この時必ず姿勢を低くし犬目線で目を見ながら声をかける・・・を重要視している:猟芸が上達するもしないもコミュニケーション次第である)
スタート時点は何時もの通りトイレを済ませる。そして主人との距離を30~50mに保ちながら、サツマビーグル特有の高鼻でシカ等の漂臭を探りながら進んで行く。濃い臭いをキャッチすると急に立ち止まり、しっかりと臭いの方向を確認する。方向に確信を持つと主人に獲物が居ることを知らせるために「獲物が居るよ!」と言わんばかりに主人の目を見て合図する(テツ号はウォ~ンと前鳴きが出る)。この仕種が出ると「ハイハイ!」と力強く声をかけてやると、一目散に寝屋(約30m先)を目掛けて駆け上がると起し追い鳴きとなる。シカの場合は高速で起され追い鳴きされると寝屋を中心に円弧を描くように1~2度回る習性があり、この時主人はまさに逃走範囲内の中心に居ることになり、捕獲できる場合は殆どが10分以内で勝負が付く。
また捕獲できない場合は、追い鳴きはするが約30分程で追跡を中止し主人の元に帰ってくる(まるで主人から遠ざかると獲物が獲れないのを知っているかの如く堂々と帰ってくる)。また、サツマビーグルは主人との連絡性が非常に良く、何時も30~50mの範囲内を高鼻(漂臭)と地鼻(足臭)を効率的に使いながら捜索し、主人の姿が見えなくなると位置確認のため「ウォン」と一声鳴く犬も少なくない。その時「ホイホイ!」と声をかけてやると、また安心し捜索を進めて行く。この時主人が臭いが無いない!・・・と判断した場合は逆に弾の空ケースで強く「ピッピー・ピッピー!」と吹くと主人の元に帰ってくる。テツ号はまだ臭いに未練がある場合は「オーン」と短く一声鳴くが、早く帰りなさい・・・と更に強く「ピッピー・ピッピー」と吹くと捜索を断念ししぶしぶ帰ってくる。帰って来たら「ヨシヨシ・ご苦労さん!」と声をかけながら頭を撫でて機嫌を取ってやり車の元に帰る。その後は山を変えるか帰宅するかはその日の状況(犬の様子、時間、天気、用事等)で判断している。
狩猟時間は、朝8時頃から昼までとしてる。獲物を捕獲した場合は午後から搬出・解体となる。以上がサツマビーグルの狩猟スタイルであるが・・・あれ!と思う方が多いと思う。
実はサツマビーグルは外見はハウンドそのものであるが、プロットハウンド等のハウンドの様に車から放犬すると自らドンドンと狩り込んで行き、起し追跡をすると言うことは絶対にしない。むしろ猟芸や性格等は日本犬に近い。私は良くサツマビーグルの事を「日本犬がハウンドの衣を纏っている様な犬」と説明している。本犬は飼育しやすく使いやすく、言葉は喋らないが、本当に利口で賢い犬である。
純血サツマビーグルの保存活動も本年で3年目となり、本犬に関する性格や猟芸等の分かっていなかった事柄、或は間違って伝えられていた情報等の多くが明らかになって来た。

【これだけは知っておきたいサツマビーグルの特徴】
本犬は、明治後半のころより狩猟好きの政府高官等が洋行の折に持ち帰ったハウンドを基に和犬との交雑等により約100年と言う長き年月を経て、日本の猟野に適応した人犬一体とした単独猟に適した猟犬として品種改良されて来た。つまり品種改良においてハウンドの外見、強い臭覚力及び追い鳴きは継承するが、他は全て日本犬の特性を残すことに心血を注いできたと推察する。
故にサツマビーグルの欠点として伝えられてきた下記事項は、日本犬の特性そのものであり、単独猟犬にとっては無くてはならない資質と言える。
①捜査範囲が狭い。
  ※ 単独猟では、セルフハンティングで何処までも深く狩り込み、犬が何処に居るのか
     分からないようでは捕獲どころではなく、犬探しに時間を労し狩猟の醍醐味は激減
          する。
  ※ 本犬は、主人の前方30~50mを連絡を取りながらゆっくりと狩り込んで行き、臭い
     が無ければ一旦主人の元に帰る。
  ※ 捜索範囲が狭いのでは無く、犬そのものが主人との連携を重視している。
②追跡時間が短い。
  ※  前途の捜索や追跡は手段であり、狩猟の目的(捕獲)ではない。
     何故なら捜索範囲が広い、又は追跡時間が長い等々より、如何に短い時間で主人
     の前に獲物を追ってくるかが名猟犬の資質であり、追跡時間の長短の是非は何の
     価値もない。
  ※  深追い犬は回収に時間を要し、単独猟にとっては不向きである。
③他犬との協調性がない。
   ※ 本犬は、プロットハウンド等と異なり、他犬が獲物を起し追い鳴きをしても途中で主
     人の元に帰ってくる・・・と良く聞く。それは単独猟犬にとっては極当たり前の資質で
     あり何の問題もない行動と言える。
  ※ グループ猟ならいざ知らず、仮にも単独猟で他犬と協調したならばトラブルの原因と
     なり必要性はない。
④シャイな犬が多い。
  ※ 本犬は、主人に忠実で警戒心が強い。よく本犬はシャイ(臆病)な犬が多いと言わ
     れて来たがそれは間違いで、警戒心とシャイが混同され伝えられている。本犬は1
     才を過ぎて購入すると3~4日間一切食事を摂らない犬も少なくない。逆にシャイな
          犬は餌を放置しておくと朝が来ると食べている。このことからも明らかな様に、警戒
      心とシャイは全く異なり、餌を摂らないのは前主人への忠誠心とも言える。
⑤頑固な犬が多く使いずらい。
    ※ 本犬は、利口で賢い。つまりこの様に言われて来た所以は、恐らく主人が犬とのコ
     ミュニケーションを取る努力もせず、朝夕の運動もしないで繋ぎっ放しで、主人を信
     頼できないための反抗行動と考えられる。一旦信頼を失うと取り戻すのに時間を要
         する。現在1才を過ぎても仕事をしないと言う理由から買い戻した若犬がいるが、大
         事にして数多く山に引いてやると2ヶ月余りで素晴らしいシカ猟犬に完成している。
    ※ 本犬を叱るときは絶対に叩いたりしてはいけない。益々警戒心を抱くようになり、利
     口で賢い本犬は主人を無視するようになる。完成犬を買ったのに全く仕事をしない
           等と言うケースは正にこの事に起因することが多いと推察する。
本犬は、上記の様な特徴を良く説明せず販売されたため今日の絶滅に繋がっている・・・と言う地元(鹿児島)ハンターの意見にも同意できる。

最後に、この素晴らしい日本固有の獣猟犬:サツマビーグルについて、今後とも引き続きホームページや狩猟雑誌等を通じ情報公開し、同犬の保存と普及に努めて行きたいと考えている。今日ではこの努力が認められ、昨年は狩猟雑誌「けもの道:6月号」、今年は愛犬雑誌「Wan:3月号」に当犬舎の保存活動が取り上げられ、全国のハンターや愛犬家にサツマビーグルの存在が知られるところとなり、メールや電話での励ましや是非飼育したい等々を頂き、このことは今後の保存・普及活動へのエネルギー源となり嬉しく思っている。
今猟期で思い出に残る猟果を写真で紹介し筆を置くことにする。

    ① エリー号の大物シカ猟果                 ② テツ号の大物シカ猟果














       ③ アキ号の大物シカ猟果            ④  テツ号の大物イノシシ猟果



































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