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9月 2015

70年前の貴重なサツマビーグルの写真が見つかる!!

この度の写真は、愛媛県西宇和郡伊方町の狩猟グループに譲渡したサツマビーグルを引取りに来舎された3名様の内の水野様より、「戦後間もない頃に私の祖父が飼っていたサツマビーグルの写真です」と言って見せて頂いた。見た瞬間!・・・その素晴らしさに見惚れてしまって声が出なかった。この様な古いサツマビーグルの写真は発祥地:鹿児島でも殆ど無く大変貴重なな資料と言えることから、水野様と写真のお姉様に是非全国のサツマビーグル愛好家に紹介したい旨をお願いしたところ、快く承諾を頂きこの度の公開となった。

さてこの写真のサツマビーグルは何時頃のものかと言うと、一緒に写っている水野様のお姉様が当時2歳で現在は70歳であること、また同犬は外貌から3才ぐらいと推察できることから、約70年前のものと判明した。
終戦当時(昭和20年)は、田舎と言えども食べるもの着るもの全てに不自由しており、写真の様な素晴らしい狩猟犬サツマビーグルを購入し飼育するなど田舎猟師には高嶺の花であり、水野家は地元でもかなり裕福なご家庭だったと推察する。
次にこの犬の由来であるが、お爺様が宮崎県に牛を買いに行った際に現地で手に入れ連れて帰られたようで、当時田舎では珍しさも手伝い大変な評判となっていたようである。また、仕事(狩猟)も大変良かったようだが、残念ながら今日ではその子孫は絶えて居ない。
写真を見ると今日のサツマビーグルと殆ど遜色なく、前肢も湾曲せず真っ直ぐに伸びており、バセットハウンドの入血は未だ無いと推察される。本犬は鹿児島県の霧島地区辺りから宮崎県の名士が持ち込み、その集落で門外不出として大事に飼育されて来たと考えられる。恐らく原種は地犬と英系ビーグルかフォックスハウンドと推察する。
この写真の発見で、現在当犬舎で飼育しているサツマビーグルはよく当時の面影をよく継承しており、遺伝的にも純度の高い犬であることが立証され、保存活動にも一層の取り組み強化を図って行きたいと考えている。

この写真を提供して頂いた水野様とお姉様に心より感謝を申し上げる。

尚、この度当犬舎で譲渡したサツマビーグル「リュウ号×エス号の直仔」は、今後水野様が育てる事になり「70年振りに我が家にサツマビーグルが帰って来たと」大変喜んで頂き、サツマビーグルとの何かの縁を感じる。



写真(左):昨猟期狩猟グルーブで捕獲した巨大イノシシ(写真は水野様)
  ※ 水野様は、お爺様、お父様、ご本人と三代続く猟師の家生まれ、現
    在も元気にご活躍されている。
          また狩猟グループで系統保存している屋久島犬と本川系四国犬
          の流れを流れを汲む、地犬を大切に飼育されている。


写真(中):来舎された狩猟グループの仲良3人組
 ※ 向かって左側より、井上様、稲井様、水野様
  
【特記】 家内の手料理で食事をしながら狩猟話をお聞きした。本当に3名様は仲が良く、お互いに信頼と尊敬の念を持たれており、大切に育てた仔犬も素晴らしいハンターに引き取られ大変嬉しく思っている。
また、稲井様には伊方の海の幸であるアワビとサザエを沢山頂き、家族みんなで美味しく頂いた。


写真(下):70年前のサツマビーグル(年齢は3才ぐらいで牝と推察する)
       ※ 写真の可愛らしい女の子は、水野様のお姉様(当時2歳)


純血サツマビーグルのマレ号の猟野訓練 第1報

純血サツマビーグルのマレ号(2015.01.13生)7.5ヵ月・牝の猟野訓練を9月1日よりスタートしました。マレ号に関する詳細は「サツマビーグルの写真集」を参照下さい。
尚、本ブログはマレ号が単独でシカを追跡できるまでの訓練課程の様子をドキュメンタリータッチで紹介たいと思います。同年代のサツマビーグルをこれから訓練される方は参考まで見て頂ければ幸甚です。
尚、訓練に関する質問は、連絡(090-7787-3299)頂ければ45年間の経験をお話しします。


さて、マレ号は現在、体高:43cm、体重:15kgです。当犬舎の台牝のエス号とほぼ同じです。タイプもバセットが濃く出て非常に美しいサツマビーグルの女の子です。

今後の訓練課程を簡単に紹介します。
①第1段階・・・約7日間
  この期間は、山に慣れさせることが目的・・・尻尾をピンと立てて、主人より30m前後左右を走り回ることが出来れば合格。
②第2段階・・・約7日間~14日間
  この期間は、先導犬につけて山入を教える・・・先導犬の後を遅れずに付いて行け、逸れた場合にも自力で主人の元に帰ってこれれば合格。
  ※ この山入訓練が最も時間がかかり難しい。先導犬がいなくても主人と一緒に杉山を横に歩き、出来れば上下に歩く。これが出来るようになると、次は水が流れる谷筋を上り下りしたり、谷を左右に横切る。この工程で訓練犬が甘えて鳴いても知らぬ振りをしてじっと待ってやる。決して手伝ったり叱ってはならない。そして出来れば頭を撫でオーバーに褒めてやる。これを何日も出来るまで繰り返す。
③第3段階・・・7日間~14日間
  この期間は、先導犬と一緒に獲物を追い鳴きさせ臭いを覚えさせる。・・・山が楽しくなり車に乗りたがるようになれば合格。
④第4段階・・・14日間
  この期間は、単独で獲物を起し追跡することを教える。・・・自分で捜索し、起こして約30分追跡できれば合格。この段階で一応の訓練は卒業となる。
  ※ 早いものは約30日で卒業(完成犬)するものも居るが、通常60日程度を要する。
 

マレ号は、9月1日より第1段階をスタートしましたが、写真の様に初めてリードを離しての林道を散歩しましたが、7.5ヵ月で身体も成犬と変わらないくらい大きく、精神的にも朝夕の散歩で会得したのか、GPSドックマーカーを装着し放犬すると、いきなり前方に猛然と疾走し、またこちらに向かって走って来る等、明るく元気で堂々としており、昨日と今日の早朝訓練で杉山に入ってみたが、怯えもせずに地面をクンクンと前後左右に動いており・・・第1段階は合格。
※ 合格の判断は、最初はおっかなびっくりで尻尾を垂れて主人の後ろを歩いているのが、主人の前後左右を自主的に尻尾を立てて行動できれば合格である。

明日からは、第2段階の山入訓練をスタートさせる。



猟野訓練の様子を写真で紹介します。

★訓練場所は、人通りが殆どない林道で行っている。
※ 尻尾を立てて行動できているかを常時観察し、尻尾を垂らして怯えた様子を見せた場合そっとして置き、自分で解決させ自信に繋げることが上達の秘訣である。






























★何かの臭いに興味を持ち、林道の法面を登って臭いを確認しているところ。

◎ポイント
 この時は訓練犬が納得して降りてくるまで犬を呼んだり、その場に行ったりしてはいけない。あくまで訓練犬の自主性に任す。








★臭いに没頭し、ふと見ると主人が居ないので、怖くなりこちらを見ているところ。

◎ポイント
 この時は、「ヨシヨシ」と声を掛けて安心させてやる。主人は何時も傍にいてくれることを学習させる。これをマスターすると捜索範囲も段々と遠くまで足を延ばすようになる。





★林道を前後左右に自主的に自信を持って行動している。

ポイント
 訓練犬がこちらに戻ってくるまで決して呼んだりその場に行かないで、じっと我慢して、訓練犬の身になって考えながら観察すると時間が経つのが本当に速くなり、主人も退屈しなくて済む。