今日(9/17)、四国徳島は台風18号の接近でどんよりした天気です。 一昨日、シロー号と山に行って来ましたのでその様子を報告します。 朝7時に犬舎を出て、山には7時30分に到着。今日は曇りで気温は23℃と涼しい。 早速、車から降ろされ首にGPSドックマーカーを装着してもらい放犬される。続いてシロー号も・・・。シロー号によろしくと・・・口元にベタベタと寄りそうも・・・何の反応もなし?。シロー号は「お前はどこかにうせろ!」と言わんばかりに堂々として遊んでもらえない・・・。 シロー号は、ゆっくりと後ろ足で二三回土を蹴った後、トイレを済ませ、小走りに林道を前進して行く。遅れてはならぬ!とばかり後を付いて行く。アサ号と異なりシロー号の捜索はゆっくりとしている。この分では今日は楽勝で付いていけると思うが・・・。するとシロー号が林道下から吹き上げて来るシカ臭をキャッチ・・・。動かず鼻をピクピクさせながら1点を見ている。私も真似をしてみるが何か分からない?。するとシロー号がシカの居場所が確認できたのか大きな声で「ウォ~ン」と鳴くや、ご主人が「ホイホイ!」と掛け声をかけると、臭いの元を目掛けて猛突進!。すぐさまウォンウォンと大きく良く響く鳴声でシカの追跡を開始・・・。私は何が起こったのか分からない???。暫く声を聞いていると楽しそうなので、シロー号が下りて行った後を付いて行くが、シロー号は尾根を越えてもう追い鳴きは聞こえてこない・・・。 仕方なくシロー号の後を付けて登って行く。暫く行ったところで、何か黒いものが雑木の中を走って行った!。早速そこに駆けよってみると以前鹿児島で先導犬のチコ号と追っていたタヌキの臭いだ!。足早に臭いを付けていくとタヌキを発見!。オンオンと追い鳴きを開始・・・。約10分程追跡をしたところで岩穴に逃げ込まれてしまった。早く出てこいとばかり同じ場所で鳴いているとご主人が心配して私の元に降りて来ました。私が鳴くのを止めようとしないので、仕方なく綱に繋がれ元の林道に戻り、シロー号を待つことに・・・トホホ!。 待つこと30分余り・・・シロー号の追い鳴き声がこちらに向かって来る。綱を離せと強く引っ張ってみるがご主人は知らぬ顔・・・。シロー号の鳴き声に耳を傾けている。暫くするとシカが50m先の林道に姿を現し、ゆっくりと横断しようとしている。シロー号は中速で追跡し、更に主人が待っている場所が近づくと追跡スピードを落とすと言う賢い狩りをする。その為かシカはシロー号の鳴き声を聞きながらゆっくりと逃げて来ることが多い。 シカが林道を横切ろうとした時、ご主人はシカを目掛け、「ホイ!」と大声を出すと、シカは一瞬「何だ!」とばかりにこちらを睨みつけた。何時もだとここで銃声が鳴るのだが今日はスマホの写真シャッター音が「カチャ!」。。。そしてシローを回収するためにその場に急ぐ。何か臭いがするが?。するとシローが追い鳴きしながら帰って来たので綱に繋ぐ。未だシカを追いたいとハーハー言いながら放せ!とばかり綱を強く引っ張るが、ご主人が腰を落として「シローよ ヨシヨシ!」と頭をナデナデすると、シロー号も追跡を諦めた。 私は放してもらったがシカ臭に反応しないので本日の訓練は終了となった・・・(涙)。 しかし、今日は少しだがタヌキを追い鳴きしたのでご主人は大喜びでした(笑)。 また、次の報告を楽しみに待ってて下さいね。。。 今日の訓練の様子を写真で紹介します。 写真① タヌキを岩穴に追い込み鳴いているリリー号 約10分程の追い鳴きであったが、山入り猟欲もまずまずの様である。 写真② シカを追跡中のシロー号 約2ヶ月ぶりの山入りでお疲れの様である。 写真③ 林道に姿を現した牝シカ 約50メートルの距離であるがご主人のスマホは1700万画素らしく、切り取って拡大してもまずまずシカは確認できる。 因みにみ動画は4Kらしく、ユーチューブも綺麗と褒められている。 |